備えあれば憂いなし!防災訓練を行いました【3/12,3/14】
こんにちは、当館スタッフいのうえです。
3/12、3/14の2日間で行った防災訓練の様子のレポートをお届けします。
3/12 広域物資輸送拠点転換訓練を実施しました
東部防災館は、大規模災害発生時に、全国から集まる支援物資(食料、水、医薬品、毛布など)を集積し、被災地に必要な物資を配送する広域物資輸送拠点として機能します。
広域物資輸送拠点として運用するためには、物資集積や荷さばきのためのスペースを確保する必要があり、平時に利用している机や椅子などを移動するとともに、物資輸送に利用するパレットを所定の位置に配置する必要があります。
今回は、災害時にそれらの作業をスムーズに行うための防災訓練を実施しました。
まず、防災無線と衛星電話を使用して、通信訓練を行います。
写真に写っている機器は衛星電話で、県庁のとくしまゼロ作戦課との間で送受信訓練を行いました。
次に、1階備品の解体と移動、動線の確認を行いました。
備品の解体手順や、パレットを動かすリフトの操作方法など普段から把握し、慣れておくことで、スムーズな転換作業につながります。
3/14 海上保安庁ヘリ離着陸訓練を実施しました
海上保安庁の方々のご協力のもと、
災害時に支援物資をつみ込む想定で、ヘリの離着陸訓練を行いました!
まず、吹き流しの設置を行います。
これはヘリを迎え入れるための作業で、操縦者に風の状況を伝えるものです。
さらに、ヘリポートの誘導灯を点灯させ、ヘリの受け入れ準備が完了となります。
ヘリの受け入れ態勢が整ったら、いよいよ着陸です!
ヘリ着陸とともに、迅速に物資の運搬を行います。
ヘリ離着陸時のダウンウォッシュ※がすごく、成人男性でも後ずさってしまうほどの風力でした。
※ヘリコプターのローター(回転翼)が、飛ぶために吹き下ろす風のこと。強烈な風で大型台風並みの風力を発生させます。
今後、訓練で出た課題の改善を行うことにより、災害時に円滑な対応ができるよう努めてまいります。
ヘリ接近に伴い、近隣の方々をおどろかせてしまったかと思いますが、滞りなく訓練を行うことができました。
ご協力まことにありがとうございました!