笑いあり!驚きあり!時々、墨汁まみれ?わかるタイポ【説明会&体験ワークショップ】
こんにちは!DEKITA!担当スタッフの、ささきです。
今日は、2024/7/6に開催された『わかるタイポ 文字をデザインする体験ワークショップ』の教室レポートをお届けします!
当日は、ゲスト講師の藤脇先生の関西弁満載の説明会や、参加者の皆様の手が真っ黒になってしまう体験ワークショップ??が行われました!
その様子を早速見ていきましょう!
特別講師 藤脇慎吾先生について
今回特別開催している「わかるタイポ」では、特別講師として藤脇慎吾先生をお迎えしました。
フジワキデザイン
藤脇 慎吾先生
両親グラフィックデザイナー、父親の代表作はきつねどん兵衛という家に生まれ、京都市立芸術大学ビジュアルデザイン卒業。
兵庫県立美術館シンボルマーク安藤忠雄選、ユニヴァーサルスタジオジャパンオープニングビジュアル、六本木ヒルズTOKYOCITY VIEW オープニングビジュアルを担当。
近年は母校京都芸大で非常勤講師としてZ 世代にもまれている、それでもタイポグラフィ協会賞 学生部門賞は20年連続入選記録を更新中。
関西出身の藤脇先生の話は思わず声を出して笑ってしまうエピソードが満載!
当日行われたレクチャーについてものぞいていきましょう。
藤脇先生 関西弁満載の説明会
藤脇先生が手がけた作品と共にグラフィックデザインとは何なのか、デザインをするというのはどういうことなのか、デザインの世界についてのレクチャーをしていただきました。
最初は少し緊張感のある雰囲気でスタートしましたが、、、
藤脇先生の関西弁でのテンポのよいレクチャーに、徐々に場の雰囲気が和らいでいくのを感じました。
・あのゲーム会社に内定を出す先生として人気だそうだが当の本人はゲームをやったことがない
・関西だけではなく、みんなの知っている東京のあの施設のポスターは実は藤脇先生だった!
などなど、思わず声を出して笑ってしまう話や、え!っと驚いてしまう話が盛りだくさんで、とても濃厚な時間を過ごせた印象でした。
レクチャー最後には、当施設で8月から3回連続で行われるワークショップについての説明に合わせて、日本タイポグラフィ年鑑に入賞した過去の学生作品についても紹介してくださいました。それぞれの学生のエピソードを踏まえながら作品の制作過程を聞ける貴重な時間でした。
みんなの手が真っ黒に?体験ワークショップ
墨汁と割り箸と紙を渡され始まった体験ワークショップ。
お題は自分のイニシャルでした。
皆さんが作成を進めていく中、藤脇先生が各テーブルにちょっかいをかけていきます。
皆さんもくもくとイニシャルをデザインしてくださいましたが、数十分作成を続けたところで人間はやはり頭が煮詰まってくるんです。ほかの参加者の作品をみる時間をつくり、藤脇先生から作成のアイディアを聞くことができました。
利き手じゃないほうで描いてみたらどう?
大きく描くんじゃなくてすっごく小さく描いてみたら?
先生の助言をかわきりに、参加者の皆さんの作風がどんどんダイナミックになっていきます。
紙を動かしながら描いてみたり、、、
もはや手を使わずに描いてみたり、、、
割り箸を折ってみたり、、、
イニシャルになる体のパーツを探しなぞってみたり、、、
みなさんのクリエイティブの力があふれにあふれた後半戦でした。
デザインすることの根源を楽しみながら、しかし確実に体感している様子が参加者のみなさまの前半と後半の作品から感じられました。
参加者のみなさまの作品は近日施設内にて展示をする予定です。
今回参加された方も、されなかった方も是非ご覧ください!!
最後に
徳島ではなかなかないデザインに特化したワークショップが幕を開けました。
参加者のみなさまからも、デザインっておもしろい!滅多にできない経験ができた!次回のワークショップも気になる!という声をたくさんいただくことができ、大変良い「わかるタイポ」のスタートだったと思います。ご参加いただいたみなさま、たいへんありがとうございました。
参加者のみなさんからのお声
- 全くデザインに触れたことのない人生だったが、デザインに触れることの楽しさを知れた。
- デザインとは何なのか考えさせられる貴重な会だった。原点に立ち戻る良い機会だった。
- 墨汁を箸で扱うことをやめ、手で墨汁を触り始めたところで自分のしていることが面白くなってきた。とても楽しかった。次も絶対に参加したい。
- 刺激的なワークショップだった。ぜひまた参加したい。etc…
8月10.24.31日(土)には自分の作品に少しずつ肉付けをしながら完成へと近づけていくワークショップが開催されます。デザインをするということの根源に向き合える濃厚なワークショップとなっております。
デザインが好きな方、デザインを学んでいる方、デザインは好きだけどいまいち踏み込めない方、大歓迎です。みなさまのワークショップへのご参加をお待ちしております!
最後まで読んでいただきありがとうございました!